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2016年1月10日読了時間: 4分
長唄三味線その5 迷子の越後獅子
Text by ここんN 驚くべきハイペースで「宵は待ち」「松の緑」を終え、お次の曲は~、ついにきました「越後獅子(えちごじし)」! 長唄の中でも特に有名なこの曲。町人文化の賑やかなりし江戸後期・文化8年、1811年に歌舞伎役者3代目中村歌右衛門の踊りのための曲として作曲さ...
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2016年1月9日読了時間: 3分
長唄三味線その6 おけいこの合間に
Text by ここんN 4月。新しい環境での暮らしが始まった方もいらっしゃるでしょうか。ここんの面々も仕事や家庭、学校のスケジュールを少しずつ調整しながら、いそいそとお稽古に通っております。 伝統芸能に限ったことではないですが、お稽古のスケジュールは先生によって様々です。...
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2016年1月8日読了時間: 3分
長唄三味線その7 LOOK AT ME!!!
Text by ここんM 「越後獅子」に挑戦して3回目のおけいこです。 譜面にして9ページ分もあるこの大曲、全部をやるのは難しいでしょうということで、とりあえず導入部分(約2ページ)と、太鼓地(たいこじ)と呼ばれるサビ部分(約1ページ)、そしてラスト1ページ分ほどを目標に...
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2016年1月7日読了時間: 3分
長唄三味線その8 ド と レ の間に、音は無数にある。☆特典音源あり
Text by ここんK 10代の頃、ピアノを習っていたときの疑問: あれだけ多くの鍵盤があって多くの音程を奏でられるけど、でも、例えば隣り合わせのドとレの間にも、もっといろんな音程があるんじゃないの? ドよりちょっと高いけど、レには届かない音。ドの半音上が0.5だとしたら...
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2016年1月6日読了時間: 2分
『曽根崎心中』の誕生秘話を巡る、超贅沢な時代劇。
古くは後藤久美子→ゴクミ、 メジャーなところでは木村拓哉→キムタク、 短縮率で言えばレッド・ホット・チリ・ペッパーズ→レッチリ。 さて突然ですが、ここで問題です。 近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)を上記の法則に当てはめると? 「ちかモン!」...
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2016年1月6日読了時間: 3分
長唄三味線その9 助手をください
Text by ここんN 初春から始まった越後獅子との格闘も、夏を前にしてようやく先生が抜粋してくださった部分をひと通り浚い終えました。曲の最後を締めくくる「ジャーン」という音を悦に入って弾いていると、「じゃあ、この辺りを通して弾いてみましょうか」と先生からのご提案が。...
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2016年1月5日読了時間: 2分
長唄三味線その10 譜面には書かれていないこと
Text by ここんM 三味線のお稽古が始まって早4か月が経ちました。 近頃の我々が直面しているのは、譜面には書かれていないことがたくさんあるらしい、ということ。 書かれていないというよりは、書き表せないといったほうが近いでしょうか。...
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2016年1月4日読了時間: 2分
初詣と初芝居を浅草で
新年あけましておめでとうございます。 本年も伝統芸能情報サイト「ここん」をどうぞごひいきに。 さぁ、2016年最初の「ビビッときた公演情報」は、 お正月らしく華やかに『新春浅草歌舞伎』をご紹介します! 『新春浅草歌舞伎』がスタートしたのは1980年。...
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2016年1月4日読了時間: 3分
長唄三味線その11 おかしいなぁ…
今年1月から取り組んできた我々のおけいこも、とうとう大詰め。 やはり締めくくりは発表会でしょう、ということで、 この度もおけいこの成果を披露する機会が予定されています。 しかしその発表会の存在をかたくなに黙殺してきたゲストメンバーN氏。 ...
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2016年1月3日読了時間: 3分
長唄三味線その12 ゴールは遠く、果てしなく ~again~
Text by : ここんゲストメンバーM このところ、お稽古からの帰り道は決まって、「もう夏ですねぇ」「最初のお稽古の頃はコート着てたもんね」と言い合いながら、時の流れをしみじみと噛みしめています。 そう、初めてのお稽古から約5か月。 思えば遠くに来たものです…。...
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2016年1月2日読了時間: 3分
長唄三味線その13 半年ののち、たどり着いた世界
Text by ここんK 1月から半年間・19回を重ねてきたお稽古も、ついに最後。 さびしいです…。 思い起こせば、開始前は「三味線はとにかく難しくて挫折してしまう人も多い」と聞いていたこともあり、気後れしていた部分もありました。でも始まってしまえば、難しくとも、ただただ楽...
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2016年1月1日読了時間: 7分
長唄三味線【最終回】 宴、それは素人の舞台(ステージ)
2016年8月5日 Text by ここんM かねてより、三味線が弾けるようになったらお座敷で宴会をしながら三味線を弾いたり唄ったり、ちょっと粋がった遊びをしてみたい。そんな妄想が我々にはありました。これまでのお稽古で、長唄の唄をやり、三味線もなんとか2曲弾けるところまで...
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2015年12月30日読了時間: 2分
新年を寿ぐ江戸音曲
もうあと数日で年明け。 年末年始を華やいだ気持ちで過ごし、少しずつお正月気分の抜け始めるのは、1月半ばといったところでしょうか。そんな頃におすすめの公演をひとつ。 粋曲・江戸音曲の柳家小春さんが谷中・市田邸にて独演会を開かれます。...
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2015年12月26日読了時間: 2分
都会の真ん中で体験する、めくるめく聲明ワールド。
下着メーカーの老舗、ワコールが運営している表参道のアートセンター「スパイラル」。 ここでは美術展やパフォーマンスなど様々なアートプログラムに出会うことができますが、なかでも異彩を放っているのが、毎年開催されている「スパイラル聲明コンサートシリーズ」!...
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2015年12月14日読了時間: 2分
玉三郎&七之助。女形の魅力をたっぷりと。
J-POPにありがちな、こんな歌詞。 ―抱きしめたら壊れてしまいそう ―触れたら消えてしまいそう 「そんな女、見たことないわ!!」と思っていましたが、、、ありました。 歌舞伎界を代表する女形・坂東玉三郎と、若手のホープ・中村七之助が演じる女の姿。...
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2015年12月13日読了時間: 4分
ドラマチック、能!
能や狂言では、いたってシンプルな状況設定や登場人物でとても劇的な物語が描かれています。 物語が作られた中世でも現代に至ってでも同じく、現実離れした状況設定や人物が出てくることも多々。 たとえば、平均寿命が30歳代という中世にあって100歳近い老人が登場したり、この世の物では...
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2015年11月30日読了時間: 2分
お箏(こと)は再発見できる。
お箏(こと)は、チョット不運な楽器かもしれない。 商店街でも甘味屋でもテレビでも、BGMとして溢れているから、 私たちは既にお箏を知ったつもりでいる。 そして、そんなお箏の音色に惹かれることは、あまりない。 かくしてお箏は、「雅な楽器」という美しく味気ないイメージの薄皮に覆...
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2015年11月24日読了時間: 3分
劇中劇で能に触れる
紀尾井友の会の会員である私の元には、定期的に紀尾井ホールの公演チラシが送られてきます。 その中で、ふと目に留まったのが「紀尾井ホール開館20周年特別公演 邦楽ドラマ 歌行燈(うたあんどん)」。 紀尾井ホールの邦楽公演はなかなかマニアックな企画が多うございます。...
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2015年11月23日読了時間: 2分
圧倒的な声の力~浪曲破天荒列伝!
話芸が好きだ。そも、人の声が好きだ。 役者の声も、ミュージシャンの声も、クラシックな声楽も、長唄も、小唄も、謡も、落語も、人の声とはなんと自在で魅力的なのかと思う。そんな私が最近出会って恋をしているのが浪曲である。 中でも玉川奈々福さんは、私が初めて浪曲を聴いた初恋の人で...
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2015年11月9日読了時間: 2分
能×現代音楽×ファッション=アート
能楽アーティスト 青木涼子さんをご存知でしょうか。 世界を舞台に活躍中で、東京芸術大学で能楽(シテ方)を学ばれたアーティストです。 彼女が注目されている理由、それは、世界中の名立たる現代音楽家とのコラボレーション活動が高く評価されているからです。...
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