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2015年10月13日読了時間: 2分
Who is 太郎冠者?
「太郎冠者(たろうかじゃ)」という言葉を初めて目にしたのは小学生のとき。 国語の教科書に載っていた「附子(ぶす)」でだった。 「あおげ あおげ」「あおぐぞ あおぐぞ」 ストーリーの面白さより言葉のリズムが妙に印象深く、以来ずっと記憶に残っている。...
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2015年10月9日読了時間: 2分
匂い立つ谷崎潤一郎の音色
小説家、谷崎潤一郎。 誰もが一度は聞いたことのある「春琴抄」「細雪」といった不朽の名作を生んだ文豪です。 彼の作品は今も読み継がれるのみならず、幾度となく映画や舞台で上演され、私達を惹きつけて止みません。谷崎潤一郎没後五十年となる今年、これまでのような映画や演劇ではなく、谷...
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2015年10月6日読了時間: 3分
太棹三味線の音色が沁みる夜
秋も深まる10月下旬、東京・三軒茶屋の劇場に足を運ぶと、この日ばかりは現代美術作家 杉本博司さんが主の茶室のゲストとして観客はもてなされます。 『三茶三味 〜三味線音楽を聴く〜 鶴澤清治×杉本博司』 は、『杉本文楽 曾根崎心中 心中付り観音廻り』で、文楽の斬新な演出を行い大...
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2015年10月6日読了時間: 2分
ビール片手に伝統芸能?!本屋B&B@下北沢
「本屋B&B」は、ビール片手に本が選べるという、一風変わった店だ。レジカウンターには当たり前のようにドリンクメニューがあり、その後ろにはドリンクサーバーが設置されている。B&Bはつまり、Beer&Books。本屋のような、バーのような、そんな空間。...
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2015年9月22日読了時間: 2分
秋がきた!江戸の暦をお題に一席
栗ご飯の美味しい季節ですね。 栗に秋刀魚にきのこに新米。ともすればどんな食材もスーパーで年中手に入る時代ではあるけれど、だからこそ季節を感じる食事は嬉しいもの。 舞台にも「この季節だからこそ、ぐっと来る」演目があります。...
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2015年9月14日読了時間: 2分
シルバーウィーク最終日 、日本を代表する日本舞踊家が国立劇場に集結!
九月病を吹き飛ばせ〜!とばかりに、シルバーウィークの最終日 には『推薦名流舞踊大会』をオススメいたします! 今年で第51回の開催となるこの大会は、代々の名流達も立ってきた舞踊家憧れの舞台。 なんと、23演目・総勢55名の舞踊家が出演する大舞台です。...
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2015年9月3日読了時間: 2分
市井の名人、登場!
今藤美佐緒さん。 京都の花街で生まれ育ち、昭和35年から30年間、宮川町の芸妓として務めた方です。 13歳のときから長唄今藤流の家元(三世今藤長十郎・人間国宝)の手ほどきを受け、 「宮川町にこの人あり」とまで言われるようになった三味線の名手。...
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2015年8月25日読了時間: 2分
こりゃ、爽快にちがいない!! ~なりきり、土蜘蛛~
能の「土蜘蛛」って演目、ご存知ですか? 蜘蛛の精が、蜘蛛の糸をびゃ~っと投げるやつです。 能から派生して、今やいろんな場面で見られるようですが、 その、蜘蛛の糸を投げてみよう!ってワークショップが開催されるようです! 一度、能楽師の方に聞いたのですが、これ、玄人の舞台用だと...
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2015年8月1日読了時間: 3分
国宝浄瑠璃ア・ラ・カルト
いらっしゃいませ、ご注文は? え、おすすめですか? そうですね、10月の国立劇場(小)でしたら、こちらの「人間国宝浄瑠璃盛り合わせ」がおすすめでございます。 一中節、宮薗節、義太夫節、清元節の4種の浄瑠璃を少しずつお楽しみいただける一皿になっております。...
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2015年7月22日読了時間: 2分
間に合ううちに
あの名人の芸に間に合いたかったな、という人は枚挙に暇がありません。 ギリギリ間に合った人でも、脂の乗り切った最盛期には間に合わなかったな、ということも。 芸能は当然ながら人に属しているので、その人の持つ芸はその人を通じてしか体現されない。...
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2015年7月12日読了時間: 3分
長唄その1 邦楽フリーダム
お教えいただくのは、朗々たる美声でお若いながら様々な舞台に引っ張りだこの、長唄唄方・今藤政子(いまふじ・まさこ)先生。京都まで舞妓さんにお稽古をつけに行ってらっしゃるという、ステキすぎる先生の門を、いつもながら畏れ知らず叩いちゃいました。 ≪そも、長唄とは?≫ ...
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2015年7月11日読了時間: 3分
長唄その2 「楽しい」因、同時に「難所」は抑揚だったか!
邦楽初心者。長唄には歌舞伎や踊りの舞台でしか触れた事のない私が、お稽古に参加できるの!? 先生はどんな方?果たして私が唄えるようになるのかしら?始まる前からドッキドキでお稽古開始です。 1回目のお稽古では、目の前で唄ってくださる先生の美声にテンションが上がりっぱなし。唄だ...
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2015年7月10日読了時間: 2分
長唄その3 サボっていた声帯、再び。
長唄のおけいこ3回目。 富士登山に例えれば5合目から6合目あたりだろうか(登ったことないけど)。 この後に難所が控えているとも知らず、まだまだ歩みは軽快である。 長唄には「地合(じあい)」と呼ばれる、音程の決まっていないセリフっぽい部分が何か所かある。『供奴』で言えば、...
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2015年7月9日読了時間: 4分
長唄その4 伝統芸能にとんと疎い私も、お稽古に参加してみました!
長唄お稽古も、今回で 4 回目。 夕方、私は薄い唄本と鉛筆、レコーダーをトートバッグに入れて、いそいそと家を出る。 長唄のお稽古に通うようになってから、家での時間の使い方に選択肢が 1 つ増えた。 本を読む。テレビを見る。ネットをする。グダグダする。そこに新たに、長唄を...
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2015年7月8日読了時間: 3分
長唄その5 口遊(ずさ)むは長唄 ~いつでも前向き~
さて!お稽古5回目。気づけばもう後半に突入。今日も和の響きに触れられる嬉しさ。 でも、呑気にウキウキしているだけではダメダメ。 わたしたちには“浴衣会”が待っている。短い稽古期間でがんばるのだ!! ■百回の稽古より・・ ...
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2015年7月7日読了時間: 3分
長唄その6 めざせ日本人
蒸し暑~い夏の夜、威勢のいい「供奴」の音源を聞きながら、6回目のおけいこへとやってまいりました。迎えてくださった政子先生の浴衣姿が何とも涼しげです。 先生、今日もよろしくお願いいたしまーす! この日はついに「ちらし」と呼ばれる「供奴」最後の段の稽古に入りました。初めてお手...
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2015年7月6日読了時間: 3分
長唄その7 いよいよ浴衣会が近づいて、分け口でのおけいこがスタート
さてさて、分け口も決まり、浴衣会まで残すところあと3回のおけいこ(+リハーサル)を残すのみ。 前回から約1ヶ月ぶりのおけいこです。 自分のパートが決まったからには、もう今までのように「難しい…」とか何とか言って、曖昧なままという訳にもいかなくなってきました(いや、本当は...
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2015年7月5日読了時間: 2分
長唄スピンオフ: ゲッツ!YU・KA・TAツアー
精いっぱい唄ったあとは喉が渇きます。おけいこ終了後は当然のごとく、足はまっすぐ駅には向かいません。何はともあれビールで喉を潤す、というのがわれらのお決まりパターンです。 この日もお気に入りの居酒屋で伝統芸能話に花を咲かせていたところ、K嬢がエイヒレをつまみながら「浴衣会は...
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2015年7月4日読了時間: 3分
長唄その8 うたがこころをもちあげる
前回、前々回とお休みする人もちらほらいたので、久々に全員そろった8回目のおけいこ。 けいこ場のドアを開けると、目に飛び込んできたのはいつもの黒い文机ではなく、ずらりと並んだ見台(けんだい)。そして白扇(はくせん)。 見台は唄本を載せる台で、白扇は唄うときに手に持つ。どちら...
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2015年7月3日読了時間: 3分
長唄その9 見えない賑わい
あれよあれよという間に、ついに最後のおけいこ日。 本番を控えた高揚感と、全員で唄うのはこの日が最後とあって、おけいこはいよいよ白熱!「ゆかた会」は10日後に迫っている。 今日は先生の三味線に合わせて、繰り返し本番どおりに唄う。 ...
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