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2016年7月1日読了時間: 2分
日本舞踊その6(最終回) 「お稽古の時間」がない人生
Text by ここんK 人生に「まさか」はあるもんだ。 そもそも、日本なんてつまんないと10代で海外へ飛び出した私が、今こうして伝統芸能を発信する立場にいること自体、まさかの事態。伝統芸能に触れるようになってからも、大股で闊歩し、ダンスフロアで踊り狂う人間。しとやかに歩...
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2016年1月14日読了時間: 3分
長唄三味線その1 ゴールは遠く、果てしなく
過去のものの良さを勉強して 知るようになって 自分のものにして 自分がそういうものから 特別な愉しみを得ること 伝統は時々隠れている 見えなくなる しかし流れている 続いている それは日本のいちばんの魅力だ ドナルド・キーン NHKスペシャル 私が愛する日本人へ...
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2016年1月13日読了時間: 4分
長唄三味線その2 大和なカラダで、いいのね。
Text byここんK そもそも、「長唄(ながうた)」って何?ですよねー。 答え:聴く人をノリノリにさせるPopでRockな Musicです、Yes。だから、意外に愛好人口が多いんです、Yes! 今も昔も、人間が求めるものは変わらないのデス、Yes!Rock you! ...
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2016年1月12日読了時間: 4分
長唄三味線その3 先生を振りまわし、三味線に振りまわされ
前回&前々回のお稽古レポートをご覧になってお気づきかもしれませんが、 先生の装いは着物から洋服になりましました。 なにせ、このお稽古場は、 先生1人VSスーパー・ド素人6人! 「もうちょっと肩を下げて」 「バチの持ち方気をつけて」 「肘はもう少し出して」 ...
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2016年1月11日読了時間: 3分
長唄三味線その4 ハイペース… マイペース…
Text by ここんゲストメンバーN つい先日、みんなで三味線の構えの練習をしたと思っていたら、なんともう「宵は待ち」は終わりにして、今日明日で「松の緑」を仕上げましょう!という先生のお言葉。え、だって、「松の緑」って今日初めてみんなで演奏する曲ですよね? たった一回、出...
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2016年1月10日読了時間: 4分
長唄三味線その5 迷子の越後獅子
Text by ここんN 驚くべきハイペースで「宵は待ち」「松の緑」を終え、お次の曲は~、ついにきました「越後獅子(えちごじし)」! 長唄の中でも特に有名なこの曲。町人文化の賑やかなりし江戸後期・文化8年、1811年に歌舞伎役者3代目中村歌右衛門の踊りのための曲として作曲さ...
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2016年1月9日読了時間: 3分
長唄三味線その6 おけいこの合間に
Text by ここんN 4月。新しい環境での暮らしが始まった方もいらっしゃるでしょうか。ここんの面々も仕事や家庭、学校のスケジュールを少しずつ調整しながら、いそいそとお稽古に通っております。 伝統芸能に限ったことではないですが、お稽古のスケジュールは先生によって様々です。...
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2016年1月7日読了時間: 3分
長唄三味線その8 ド と レ の間に、音は無数にある。☆特典音源あり
Text by ここんK 10代の頃、ピアノを習っていたときの疑問: あれだけ多くの鍵盤があって多くの音程を奏でられるけど、でも、例えば隣り合わせのドとレの間にも、もっといろんな音程があるんじゃないの? ドよりちょっと高いけど、レには届かない音。ドの半音上が0.5だとしたら...
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2016年1月6日読了時間: 3分
長唄三味線その9 助手をください
Text by ここんN 初春から始まった越後獅子との格闘も、夏を前にしてようやく先生が抜粋してくださった部分をひと通り浚い終えました。曲の最後を締めくくる「ジャーン」という音を悦に入って弾いていると、「じゃあ、この辺りを通して弾いてみましょうか」と先生からのご提案が。...
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2016年1月5日読了時間: 2分
長唄三味線その10 譜面には書かれていないこと
Text by ここんM 三味線のお稽古が始まって早4か月が経ちました。 近頃の我々が直面しているのは、譜面には書かれていないことがたくさんあるらしい、ということ。 書かれていないというよりは、書き表せないといったほうが近いでしょうか。...
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2016年1月4日読了時間: 3分
長唄三味線その11 おかしいなぁ…
今年1月から取り組んできた我々のおけいこも、とうとう大詰め。 やはり締めくくりは発表会でしょう、ということで、 この度もおけいこの成果を披露する機会が予定されています。 しかしその発表会の存在をかたくなに黙殺してきたゲストメンバーN氏。 ...
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2016年1月3日読了時間: 3分
長唄三味線その12 ゴールは遠く、果てしなく ~again~
Text by : ここんゲストメンバーM このところ、お稽古からの帰り道は決まって、「もう夏ですねぇ」「最初のお稽古の頃はコート着てたもんね」と言い合いながら、時の流れをしみじみと噛みしめています。 そう、初めてのお稽古から約5か月。 思えば遠くに来たものです…。...
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2016年1月2日読了時間: 3分
長唄三味線その13 半年ののち、たどり着いた世界
Text by ここんK 1月から半年間・19回を重ねてきたお稽古も、ついに最後。 さびしいです…。 思い起こせば、開始前は「三味線はとにかく難しくて挫折してしまう人も多い」と聞いていたこともあり、気後れしていた部分もありました。でも始まってしまえば、難しくとも、ただただ楽...
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2015年7月12日読了時間: 3分
長唄その1 邦楽フリーダム
お教えいただくのは、朗々たる美声でお若いながら様々な舞台に引っ張りだこの、長唄唄方・今藤政子(いまふじ・まさこ)先生。京都まで舞妓さんにお稽古をつけに行ってらっしゃるという、ステキすぎる先生の門を、いつもながら畏れ知らず叩いちゃいました。 ≪そも、長唄とは?≫ ...
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2015年7月11日読了時間: 3分
長唄その2 「楽しい」因、同時に「難所」は抑揚だったか!
邦楽初心者。長唄には歌舞伎や踊りの舞台でしか触れた事のない私が、お稽古に参加できるの!? 先生はどんな方?果たして私が唄えるようになるのかしら?始まる前からドッキドキでお稽古開始です。 1回目のお稽古では、目の前で唄ってくださる先生の美声にテンションが上がりっぱなし。唄だ...
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2015年7月10日読了時間: 2分
長唄その3 サボっていた声帯、再び。
長唄のおけいこ3回目。 富士登山に例えれば5合目から6合目あたりだろうか(登ったことないけど)。 この後に難所が控えているとも知らず、まだまだ歩みは軽快である。 長唄には「地合(じあい)」と呼ばれる、音程の決まっていないセリフっぽい部分が何か所かある。『供奴』で言えば、...
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2015年7月7日読了時間: 3分
長唄その6 めざせ日本人
蒸し暑~い夏の夜、威勢のいい「供奴」の音源を聞きながら、6回目のおけいこへとやってまいりました。迎えてくださった政子先生の浴衣姿が何とも涼しげです。 先生、今日もよろしくお願いいたしまーす! この日はついに「ちらし」と呼ばれる「供奴」最後の段の稽古に入りました。初めてお手...
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2015年7月6日読了時間: 3分
長唄その7 いよいよ浴衣会が近づいて、分け口でのおけいこがスタート
さてさて、分け口も決まり、浴衣会まで残すところあと3回のおけいこ(+リハーサル)を残すのみ。 前回から約1ヶ月ぶりのおけいこです。 自分のパートが決まったからには、もう今までのように「難しい…」とか何とか言って、曖昧なままという訳にもいかなくなってきました(いや、本当は...
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2015年7月4日読了時間: 3分
長唄その8 うたがこころをもちあげる
前回、前々回とお休みする人もちらほらいたので、久々に全員そろった8回目のおけいこ。 けいこ場のドアを開けると、目に飛び込んできたのはいつもの黒い文机ではなく、ずらりと並んだ見台(けんだい)。そして白扇(はくせん)。 見台は唄本を載せる台で、白扇は唄うときに手に持つ。どちら...
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2015年7月3日読了時間: 3分
長唄その9 見えない賑わい
あれよあれよという間に、ついに最後のおけいこ日。 本番を控えた高揚感と、全員で唄うのはこの日が最後とあって、おけいこはいよいよ白熱!「ゆかた会」は10日後に迫っている。 今日は先生の三味線に合わせて、繰り返し本番どおりに唄う。 ...
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