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本当の闇が失われて久しい21世紀のお江戸。 街はいつでも明るく、私達の目は常に何かを捉え、脳はその処理に追われています。 視覚に頼ることが多くなる分、その他の感覚は悲しいかな、ちょっぴり鈍くなってしまいがち。 「ほんとうにたいせつなものは目には見えないんだよ」とはどこかの王子様の言葉ですが、 伝統芸能の真髄も、もしかしたら同じところにあるのかも…? 暗闇に身を置き、視覚情報をシャットアウトしてしばし音の響きに耳を澄ませる。 ふだんは感じられなかった表現の奥底にあるものがゾクゾクと響いてくるかもしれません。
「暗闇で聴く古典芸能」
日時:平成26年6月21日(土)
場所:横浜能楽堂
開場:午後5時 開演:午後6時
チケット料金: 全席指定 5,000円
<お問合せ・お申込み> 平成26年3月8日(土)正午から(初日は電話・webのみ) 横浜能楽堂 045-263-3055 公演詳細はこちら
★素謡「西行桜」 シテ 近藤乾之助 ワキ 當山 孝道 大坪喜美雄 和久荘太郎
★一管「津島」 笛 松田 弘之
★語り組踊「手水の縁」~忍びの場~ 唱え 宮城 能鳳 三線 西江 喜春
★素浄瑠璃「卅三間堂棟由来」 ~平太郎住家より木遣り音頭の段~ 太夫 豊竹嶋大夫 三味線 豊澤 富助
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