江戸城という閉ざされた世界を舞台に繰り広げられたドラマの数々を、 演目を通して垣間見るという趣向のこの公演。 キレッキレの渡辺保氏のお話に始まり、文楽の豊竹嶋大夫&野澤錦糸ペアによる「仮名手本忠臣蔵 殿中刃傷の段」、そして長唄の「春興鏡獅子」。 長唄の出演陣で注目したいのは、文化庁芸術祭音楽部門大賞を受賞した杵屋勝四郎さん。 それから、9月の文楽公演新作「不破留寿之太夫」の音響効果を担当し、実力に加えて超!端正なマスクも魅力の藤舎呂英さん。 そして十八代目中村勘三郎丈、六代目中村勘九郎丈、四代目市川猿之助丈などの襲名披露興行に出演された笛方の福原寛さん。
今月16日にチケット発売となり、すでに残席僅少の由。 ご紹介が遅くなって恐縮ですが、興味のある方はお急ぎあれ〜。
紀尾井 江戸 邦楽の風景 (十一)江戸城
2014年12月11日(木) 開演:18時30分 料金:一般 4,000円 学生 2,000円 場所:紀尾井小ホール
「江戸城 ―その光と影― 」
渡辺保(お話)
義太夫「仮名手本忠臣蔵~殿中刃傷の段~」
浄瑠璃 豊竹嶋大夫 三味線 野澤錦糸
長唄「春興鏡獅子」 杵屋勝四郎、杵屋巳之助、今藤龍之右、杵屋佐喜(唄)稀音家祐介、杵屋彌四郎、今藤政十郎、杵屋弥宏次(三味線)望月太津之、藤舎呂英、梅屋右近、堅田新十郎/福原寛(囃子)
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