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決戦前夜

更新日:2020年12月19日

ご紹介しようかどうしようか、ギリギリまで迷った公演。 第九回 日経能楽鑑賞会「 融 ( とおる ) 」 。 同じ番組を2日間異なる演者で上演するこの公演、 1日目は野村萬(狂言)&友枝昭世(能)、 2日目は野村万作(狂言)&浅見真州(能)。 お囃子もワキ方も実力者揃い。


一期一会の舞台で、それぞれどんな化学変化が起こるのか。 同じ演目だけに、その違いが際立って楽しめるのではないでしょうか。


これはぜひとも両日通しで見たい。


チケット発売は明日3月21日午前10時。 熾烈なチケット争いが繰り広げられるのは必至です。おそらく瞬殺でしょう。 これ以上ライバルを増やしたくない気持ちはやまやまなれど、 それでも紹介せずにはいられません。 明日は我々も本気でチケット争奪戦に参戦いたします!

 

第九回 日経能楽鑑賞会「 融 ( とおる ) 」

2015年6月4日(木) 午後6時30分開演 2015年6月5日(金) 午後6時30分開演 国立能楽堂


2007年(平成19年)より、現代の能楽界を代表する「狂言」の野村萬師、野村万作師ならびに「能」の友枝昭世師、浅見真州師を招いて開催している「日経能楽鑑賞会」の第9回公演は、能「融」と狂言「清水座頭」です。 「融」は、「源氏物語」の主人公、光源氏のモデルのひとりと言われている平安時代の左大臣、源融(みなもとのとおる)と、贅(ぜい)を尽くした六条河原院 の自邸にまつわる言い伝えをもとに世阿弥が作った名曲。中秋の名月が輝く夜、融の亡霊が舞うさまに、能の風雅をご堪能いただけることでしょう。 「清水座頭」は、盲目の瞽女(ごぜ=女性旅芸人)と盲目の座頭の、清水の観世音での出会いを描いた心温まる狂言の名作です。


公演詳細はこちら

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