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寒~い冬は演芸であったまる!

更新日:2020年12月18日



お祭りといえば、夏や秋? いえいえ、暖かくなるのを待たずとも、冬からお祭り気分で盛り上がってしまおうという街があります。それが高円寺。

夏の阿波踊りで有名なこの街では、毎年2月に「高円寺演芸まつり」と題して、街のそこかしこで、期間中なんと76もの公演が開かれます。 落語をはじめ、講談や漫才、マジックまで!演目が色とりどりなら、会場だって様々。居酒屋さん、お寿司屋さん、盆栽屋さんにギャラリーに、お寺、銭湯、あげくは会社も商店街事務所も、これ全て会場。大丈夫ですか?期間中、高円寺の皆さんはお仕事になります?若干心配になるほどです。 当日券のみの公演も多数あるので、ふらりと飲みに行くついでにちょいと落語でもと楽しんでみるのもよし。お好きな演者さんの公演を予約して行くのもよし。


10日間のお祭りの最後を締めくくるのは、区立劇場「座・高円寺」で開かれる「座・高円寺寄席」。 2月13日は立川志らく・春風亭柳好・林家彦いち・三遊亭兼好と、華やかに四派が揃う「百花繚乱!四派そろい咲き」。 どこれもこれもと目移りするなかで、きらりと光る気になる公演が最終日2月14日の古今亭志ん輔・桂吉坊による「古今東西 挑むは、はんなり若旦那」。 江戸の粋を体現する古今亭志ん輔さんが、師匠志ん朝の口演を聴いて落語家になる決心をしたという思い出深い古今亭のお家芸『火焔太鼓』を。上方落語の若手ホープ・桂吉坊さんは「桂川連理柵」という文楽の演題が盛り込まれた上方らしい芝居噺『胴乱の幸助』を。江戸と上方の魅力を、2席ずつたっぷりと聞かせてくれます。


さてさて、どの公演に参りましょうか? お祭り気分でハシゴするのも楽しそうですね!

 

第六回高円寺演芸まつり 2016年2月5日(金)~2月14日(日) 会場:高円寺各所


★高円寺演芸まつり公式サイト ⇒ http://www.koenji-engei.com/2016/

★座・高円寺寄席の詳細はこちら ⇒ http://za-koenji.jp/detail/index.php?id=1439


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